オンライン英会話はどうなのか?学習方法しだいでかなり効果が出ます。

オンライン英会話はどうなのか?学習方法しだいでかなり効果が出ます。

オンライン英会話はどうなのか?学習方法しだいでかなり効果が出ます。

近年、インターネットのWeb会議システムを活用したオンライン英会話のサービスが急速に普及しています。

このオンライン英会話をどうすれば効果的に活用できるのか解説したいと思います。

 

英音研リスニング学習の詳細は英音研公式サイトご覧ください。

英語リスニング専門教材・オンライン学習『英音研』公式サイト (eionken.co.jp)


オンライン英会話とは

近年、光ファイバーの普及により、通信回線の伝送容量が大幅に増強され、動画もサクサク送受信できるようになりました。

これにともない動画によるWeb会議システムを活用したオンライン英会話サービスを提供する会社が増え、それを利用して英会話学習をする人たちが急速に増加しています。

オンライン英会話サービスの料金は、毎日1回25分間使って月額6,000円程度です。毎日頑張って使ったとすると30日間で合計学習時間は12.5時間となります。30日間毎日利用したとすると、何と1回200円となります。

英会話スクールだと1時間授業で月4回、学習時間は合計4時間で月額2万円程度です。月1回あたりの授業料は5,000円程度となります。

オンライン英会話は、通学する必要もなく、いつでもどこでも利用できるなどの特徴もあり、英会話スクールに比べて、活用方法次第でオンライン英会話の方が、断トツ、コストパーフォーマンスが高いと言えます。

オンライン英会話の授業内容ですが、フリートーキングを希望すればそれも可能ですが、オンライン英会話サービス提供会社の方で、TOEIC試験対策やニュース記事など各種のテキストを準備していて、それに沿ってサービスを受けることも可能です。

テキスト方式の場合、まずテキストの英文を生徒が音読して、その発音矯正レッスンをした後、テキスト内容に沿った設問について会話し、最後にテキストの内容について自由討議という感じがよくあるパターンです。

 

オンライン英会話
オンライン英会話

目的別のオンライン英会話利用

このようなオンライン英会話ですが、学習者の利用目的に応じて、様々な対応が可能と言えます。

 

〇英語を話す機会がないので、海外の人と英語で話してみたい。

⇒かつてのように勇気をふるって英会話喫茶店に行ったり、外国人に人気の観光スポットに出掛けて蛮勇をふるって外国人に話しかける必要がなくなりました。

オンライン英会話サービスに会員登録して、月額費用を支払えば、すぐに希望はかないます。

 

〇世界のいろいろな人たちと英語で雑談をしたい。

⇒英会話スクールでもそれなりに希望はかないますが、講師の先生の国籍の数や人数には限界があります。

オンライン英会話だと、英語ネイティブスピーカーのみならず、ノンネイティブスピーカ―でも英語に堪能な人が講師となっており、数十か国の国籍、男女、年齢層も若い人から年配の人、職業も様々なので、毎日講師を変えれば1か月で30人もの人たちと国際交流が可能です。これはオンライン英会話サービスだからこそ実現できますね。

 

〇海外旅行に行ったときに、入国審査、土産店やレストランで困らないようにしたい。

⇒海外旅行関連のテキストを使って、旅行予定国の土産店やレストランに勤めている人を先生に選べば、使用する表現に加え、お国なまりに慣れることができ、一石二鳥です。

 

〇自分の店に、訪日外国人旅行者が来た時に、スムーズに接客したい。

⇒店舗接客関連のテキストを使って、自分が勤める店に多く来る訪日外国人の国籍の人を先生に選べば、使用する表現に加え、お国なまりに慣れることができ、一石二鳥です。

 

TOEIC・英検などのスピーキングテスト・リスニングテストで良い点数を取りたい。

⇒まずはTOEIC・英検などのスピーキング・リスニングテスト対策のテキストを使っての英語スピーキングやリスニングトレーニングとなります。

TOEICリスニングテストのように、アメリカ英語に加えて、イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語のお国なまり英語のリスニングテストへの対応力を増強したいと考えるなら、その国籍の先生を指名して、レッスンを受けることもたやすくできるようになりました。

 

〇いずれ英米の大学や大学院に留学したい。

⇒まずはTOEFLなどの英語力評価テスト対策のテキストを使っての英語スピーキングやリスニングのトレーニングとなります。

そのうえで大学や大学院の講義が理解でき、グループワークの授業の場合、チームメイトの同級生の意見が聞き取れ、自分の考えを話す英語力も必要となります。

英米企業の役員だった人などを講師に選ぶと良さそうです。

そのほか、「英米のビジネスパートナー企業との仕事上の打ち合わせ、交渉ができるようになりたい」や「いずれ外資系企業に転職して、上司や部下が英米人でもちゃんと仕事ができるようにしたい」などの目標に関しても、学習方法次第でオンライン英会話は効力を発揮するものと考えられます。

このようにまずはどのような目的・目標でオンライン英会話を活用するのかを設定し、それに向けてどのように活用すべきなのかを考えることが重要です。

オンライン英会話
オンライン英会話

オンライン英会話でよくある課題

このようなオンライン英会話ですが、実際に活用してみると、いくつか課題も見えています。

英語力の観点で大きな課題としては以下の3つがあります。

〇オンライン英会話のテキストの音読レッスンはあまり面白くない。先生がいろいろと発音の間違いなどを指摘してくれるが、英語ネイティブのような発音になった気がしない。

〇英語を話すことに慣れてきたけれども、自分が使える英語表現や英単語の範囲内での英語スピーキングとなり、マンネリ化してきた。

〇英語リスニングに関しては、講師の先生の話すことはそれなりに聞き取れるが、TOEIC、英検などのリスニング試験の点数は思ったほど向上しない。

1つずつコメントしていきたいと思います。

 

〇オンライン英会話のテキストの音読レッスンはあまり面白くない。先生がいろいろと発音の間違いなどを指摘してくれるが、英語ネイティブのような発音になった気がしない。

英語の発音矯正は、英語スピーキングのみならず、英語リスニングにとっても非常に重要な要素です。

いろいろ先生が指摘してくれるが、英語ネイティブのような発音になった気がしないのはなぜでしょうか?

オンライン英会話の講師達からすると、日本人の英語発声は日本語なまりがきつくかなり違和感があります。

しかし、日本語なまりの英語をどのようにすれば、英語発声特性の発音に矯正できるのかが、オンライン英会話の講師達にはよく判らないのです。

これはオンライン英会話の講師の先生達のほとんどは日本語の発声の仕方と英語の発声の仕方がどう違うかをよく知らないことが大きな原因となっています。

これはバイリンガルの日本人講師の方々も同じです。

日本人のバイリンガルの方々は育った環境が日本と英語の両方だったりして自然と英語をマスターできているので、純粋日本人がどのように英音発声矯正をすべきなのか判らないケースが多いのです。

英音研では、日本語と英語の発声特性が構造的に大きく違うことを解明しました。

そして日本人が英語スピーキングや英語リスニングを苦手とする大きな原因がそこにあることを突き止めました。

詳細は、英音研学習サイトで、図解入りで説明していますので、ぜひアクセスしてみてください。

 

〇英語を話すことに慣れてきたけれども、自分が使える英語表現や英単語の範囲内での英語スピーキングとなり、マンネリ化してきた。

非常によく理解できる課題です。

これに関して、英語日記をつけることで状況を打破している人がいて、そのやり方を少し筆者なりにアレンジした方法論を提示したいと思います。

(1) 日記と言っても、その日の所感を書くのではなく、オンライン英会話で会話する想定の内容をまず日本語で書きます。いきなり英語で書くと書きたいことが書けないため、まずは日本語で書きます。

(2) その日本語をまずは独力で英語にします。英作文ですね。かなりの力量がないと書いた自分でもひどい英語だと思うものです。

(3) 日本語で書いた日記をGoogle翻訳やDeepLなどの翻訳ソフトにインプットして、英語に翻訳します。少々、意図と違うところは、自分なりに修正します。独力の英語の言い回しよりもかなり英語らしい表現となります。

(4) オンライン英会話の時に、その英作文を講師の方に頼んで添削していただき、先生に音読してもらい、自分でも音読して先生に発音を矯正してもらいます。いずれ自分がどこかで使うであろう英語表現なので、頑張ってマスターしようと言う気持ちになります。

(5) 復習として、オンライン英会話の講師の先生に添削して頂いた英文を、英音研学習の英語発声特性を十分考慮し、講師の先生の発声を真似て、10日ほど毎日音読トレーニングを実施します。これを日本語発声特性のまま音読トレーニングをしても効果を十分に得ることができません。

(6) マスターした英文を次回以降のオンライン英会話で使ってみて、従来の自分の限られた枠内から突破した英語表現ができた喜びをかみしめます。

少々手間がかかりますが、これくらいやらないと英語スピーキング力は向上しません。

 

〇英語リスニングに関しては、講師の先生の話すことはそれなりに聞き取れるが、TOEIC、英検などのリスニング試験の点数は思ったほど向上しない。

オンライン英会話の講師の先生方の発声内容がそれなりに聞き取れるのには理由がちゃんとあります。

オンライン英会話の講師の先生方は、多くの日本人英語学習者が英語リスニングを苦手にしていることをよく知っているので、手加減して簡単な英単語を使って、やや遅めの発声スピードで、明瞭に発音してくれます。

オンライン英会話の講師の先生方がナチュラルなスピードで発声すると、多くの日本人英語学習者は、聞き取ることができず、英語レッスンにならない上に、講師評価で良くない先生と言われてしまうからです。

オンライン英会話のレッスンの際、いつもよりかなり早口で発声してくださいとお願いすれば、彼らの実力の程、自分の英語ヒアリングの実力の程はすぐに判ります。

筆者が英国の経営大学院で勉強していたころ、イギリス人同級生には日本人の英語力が今一歩であることはすぐに理解されてしまうので、イギリス人は使う英単語や話すスピードなどを手加減してくれます。

その証拠に、英国人同士のナチュラルな会話となると、日本人にはかなりついていけないものがありました。

オンライン英会話
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英音研学習を活用したオンライン英会話の効果的な学習方法

【日本語聴覚脳】

日本語を母国語とする日本人は、日ごろ日本語の生活環境にいて、日本語聴覚脳が構築できているので、日本語音声を単語単位で認識し、その意味も日本語ベースで認識することができ、日本語音声をたやすく聞き取ることができます。

日本語の発声特性と英語の発声特性は構造的に大きく異なるため、日本語聴覚脳で、英語発声音を英単語単位で1つ1つキャッチすることは難しいものとなります。

そのため日本人が英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになるには、英語聴覚脳をトレーニングにより構築する必要があります。

 

【英語聴覚脳を構築するトレーニング方法】

それではどのようなトレーニングを積むと英語聴覚脳が構築できるのでしょうか?

それは、英語発声特性を活用した英文音読トレーニングを実施することが効果的です。

文音読ですかあと感じられた方も多いと思います。英文音読が英語力向上に役立つと聞いてトライした方も多いと思います。

そしてほとんどの人は音読を止めていると思います。

理由は簡単で、文音読は労力と時間が掛かる割に、英語リスニング力を始めとして英語力が向上したとは感じられないからです。

なぜ英語音読をやっても効果が感じられないのでしょうか?

それは日本語発声特性で英語音読をしてしまうからなのです。

日本語発声特性でいくら英文音読をやっても英語聴覚脳の構築はできません。

逆に英語発声特性を十分に加味して英文音読をすると、英語聴覚脳が構築でき、驚くほど英語リスニング力が向上して、英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになります。

 

【英語発声特性とは】

それでは英語発声特性とはどのようなものでしょうか?

英語発声は、呼気の流し方、音階、舌の使い方、口の開き方など、日本語発声の仕方とかなり異なります。

詳しくは英音研学習サイトで詳しく具体的に図解で解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。

 

【英語聴覚脳の構築方法とは】

上記の英音研学習サイトをみれば、英語発声特性を理解することはそれほど難しくありません。

しかし、理屈を理解しただけでは英語聴覚脳を構築することはできません。

英語聴覚脳を構築するためには英語発声特性を加味した英語音読トレーニングを毎日短時間で良いので継続的に実施することが必須です。

英語発声特性の土台は、呼気の流し方、音階、舌の使い方、口の開き方などが非常に重要です。

これらをきちんと実践しつつ、英文音読をする必要があります。

文音読では英単語のアルファベット1文字1文字をきちんと発声する必要があり、英語フォニックスを毎日1~2分復習することにより脳に刻み込むことが非常に重要です。

そして、1英単語ベースでは音節、アクセント強弱を意識した発声も毎日数分復習することにより脳に刻み込むことも非常に重要です。

1英文での強弱を意識した発声を数分復習することにより脳に刻み込むことも非常に重要です。

そのうえで英音研学習サイトでは、米国人ナレーターによる音声録音により、英語フォニックスなどの基礎的な学習から、英文を低速・中速・高速の3種で読み上げるトレーニンも実施します。

高速音声に関しては、音声装置を使って機械的に倍速や3倍速などの不自然な音声ではなく、米国人ナレーターによる肉声での高速発声録音になっていて、高速発声になったとき、どのような強弱リズムになるのかなど非常に勉強になりますので、トライしみてください。

そして米国人ナレーターの高速発声に近い音読ができるようになったとき、英語ネイティブスピーカーの発声方法がどれほど日本語発声方法と違うかということが良く理解でき、そして英語聴覚脳が構築でき、自然体で英語リスニング力が向上していることを実感できることでしょう。

このような音読トレーニングを毎日15分間続け、英音発声特性を脳に刻み込むことにより、英音聴覚脳を構築することができ、英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになる訳です。

オンライン英会話
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まとめ

このような英音発声特性を十分に加味した英文音読トレーニングにより、英音発声が矯正され、英語スピーキング力が向上するととともに、英語リスニング力も向上するというメカニズムになっています。

英音研学習での英文音読トレーニングの成果を、オンライン英会話で実践してみて、さらなる高みを目指すことというサイクルを回すことが、英語リスニング力の向上のみならず、英語スピーキング力の効果的な向上につながります。

ぜひ、英音研学習での英文音読トレーニングとオンライン英会話を組み合わせた学習方法で、英語力を向上させ、人生の目的を達せられることを願っております。